説教者/馬場一朗牧師

説教題/イエスと幼な子

聖書/マルコによる福音書10:13-16
イエスに触れていただくために、人々が子供たちを連れて来た。弟子たちはこの人々を叱った。 しかし、イエスはこれを見て憤り、弟子たちに言われた。「子供たちをわたしのところに来させなさい。妨げてはならない。神の国はこのような者たちのものである。 はっきり言っておく。子供のように神の国を受け入れる人でなければ、決してそこに入ることはできない。」 そして、子供たちを抱き上げ、手を置いて祝福された。

要旨/
1.イエスの周りには、幼子がいた。…子供は敏感、自分をかわいがってくれる者にはなつくもの。イエスは心から子供を愛された。 *聖フランシスコの平和の祈り
2.人々は子供をイエスに祝福してもらおうと連れて来た。
しかし、それをとがめる弟子たち。 *大人の価値観…自分の価値観
3.憤られるイエス 「邪魔をするな」…とても強い語調の言葉。
「神の国はこんな小さな人たちのものである。」
4.「幼な子のように」…単純、素朴、行動に偽りがない。へつらい、見栄、体裁をつくろわない。神の国は、神からの賜物であるから、単純に受け入れる他ない。 *ニコデモについて *ヨハネ3:3
5.哀歌2:11のような時代、あなたは何をしなければならないか。

<平和の祈り>アッシジの聖フランシスコ
ああ主よ、わたしをあなたの平和の道具にしてください。
憎しみがのあるところに、愛をもたらすことができますように。
争いのあるところに赦しを、分裂のあるところに一致を、
疑いのあるところに信仰を、
誤りのあるところに真理を、
絶望のあるところに希望を、
悲しみのあるところに喜びを、
闇のあるところに光をもたらすことができますように。
ああ、主よ、私に、
慰められるよりも慰めることえを、
理解されるよりも理解することを、
愛されるよりも愛することを求めさせてください。
わたしたちは与えることで受け、
赦すことで赦され、
自分自身を捨てることによって、
永遠の命に生きるからです。
アーメン